物が立体に見えるのは右目と左目で異なる像を見ているからです。試しに人差し指を鼻の頭に付けて片方の目で交互に指先を見てみてください。右目と左目で異なる角度の指が見えているのが分かると思います。右目と左目は距離が離れているので角度が違う像になるわけです。この二つの異なる角度の像が一つに重なった時に脳は立体物として認識します。本来、平面の画像は右目で見ても左目で見ても角度が変わらないので立体には見えないのですが、ステレオグラムは二つの異なる角度の画像が並んでいるので、焦点をある一定の場所に合わせる事で脳に立体物として認識させる事ができるのです。

ステレオグラムの見方は焦点を近い距離で合わせる「交差法」と遠い距離で合わせる「平行法」の二種類があります。ここでは視力回復効果のある「平行法」について説明します。

平行法 ①.Vitaに立体画像を表示させて目の高さに掲げます。
(画像はフルサイズ(960x544)で表示させてください。)
平行法 ②.視線を遠い場所に向けて焦点を合わせてください。
(壁の時計やカレンダーなどを見るとよいでしょう。)
平行法 ③.遠い焦点を保持したままVitaの画面上部に視線を向けてください。
(焦点を画面に合わさないように注意。)
平行法 ④.画面上部にある2つの点が多重にブレて見えていると思います。
(焦点を画面に合わさないように注意。)
平行法 ⑤.ブレた点が真ん中で重なり点が三つに見えたら画面中央を見てください。
(焦点を画面に合わさないように注意。)
平行法 ⑥.画像の中に隠された絵が飛び出して見えたら成功です。
(焦点を画面に合わさないように注意。)
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