StereoPictというソフトで好きな画像を簡単に立体画像にする事ができます。まずはベクターからStereoPictを入手して下さい。ここではPSVita用サイズの画像の作り方を説明します。

最初に立体視させたい元絵のシルエット画像(オブジェクト)と背景画像(テクスチャ)を用意します。StereoPictの中にもサンプル画像が入ってますがPSVita用サイズの画像を作りたいのでサンプル画像を用意しました。実際にサンプルを使って作ってみましょう。

オブジェクトサンプル テクスチャサンプル

ステレオグラムの作り方 StereoPictを起動させたら操作パネルの中にあるガイドタブをクリックし、「ガイドを表示する」のチェックボックスにチェックを入れて下さい。このガイドというのはステレオグラム画像の上部にある丸い二つの点の事です。これがないと焦点を合わせる時の目安が分かりにくいのでチェックを入れる事をお勧めします。

次にガイドの色を決めます。「色」の隣にある黒い長方形をダブルクリックして下さい。「色の変更」ウインドウが開くので「ネガ」ボタンを押し、カラーパレットの中から任意の色を選択して下さい。
ステレオグラムの作り方 オプションタブをクリックし、「奥行きを反転させる」のチェックボックスにチェックを入れてください。ここにチェックを入れる事によって元絵の黒いシルエット画像が平行法で浮き上がるようになります。
ステレオグラムの作り方 立体にさせたい元絵のシルエット画像(オブジェクト)を右上のボックスにドラッグ&ドロップさせて下さい。サンプル画像のサイズは810x544ピクセルです。立体画像にすると横に引き伸ばされるので完成形は960x544ピクセルのPSVita用サイズになります。
ステレオグラムの作り方 CFSタブをクリックし、ボックスの中に背景画像(テクスチャ)をドラッグ&ドロップして下さい。あとは実行ボタンを押せばステレオグラムが作成されます。ファイルの保存方法はメニューバーの「ファイル」→「ステレオグラムの保存」で保存出来ます。


以上がステレオグラム作成の手順です。オブジェクトはあまり細かい絵だと潰れてしまうので、細かい絵は「奥行きの強さ」の数字を下げて作ってみて下さい。テクスチャも何でもいいというわけではなく、色同士のコントラストの差が低い画像だと立体の判別が難しい薄い立体画像になってしまうので、ステレオグラムに向いてる背景画像を選択する事が綺麗な立体を作るコツです。
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